“白髪”と上手に付き合うためのアンチエイジングのご提案
今回はたくさんのお姉さま方がお悩みの “白髪”について考えてみましょう。
さて、サロン業界の統計によりますと…
年代別の髪に対するお悩みで30代から50代女性のトップは、
はい。皆さんと同じように“白髪”でございます。
ちなみに20代までは”髪のダメージ”、”クセ毛”なんですね。
年齢を重ねるごとに避けられない白髪に対するお悩みがダントツで多くなってまいります。
30代も後半に差し掛かり、ある朝いつもと同じように鏡を見ると髪の分け目に白髪を発見!
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あらん、やだ~。ショック!
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お子さんや旦那さんに「あれママ白髪があるよ~」なんて言われて…
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改めてショック!!ムキーッ!
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アワアワ…なんとか隠さなきゃ!!!
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白髪染めデビュー♪
なんていう、こんなベタな展開わりと多いのではないでしょうか?
気が付いちゃうと!気になっちゃって!!気にしすぎちゃう!!!のがオトメゴコロ♪
その辺はもう重々承知しております。
そこでなんとか白髪を”隠そう”と皆さんの奮闘が始まるわけですが、
片っ端から抜いちゃったり、
(白髪は抜かない方がいいんですよ!抜くことで毛根が傷んで毛が薄くなる恐れがありますし、
抜いた部分から今度はいっぺんに白髪が伸びてくるので、あとで余計に目立つことになります。)
市販のセルフカラーなんかに手を出しがちですよね。
お値段はお手頃だし、自分で気軽に出来ちゃう♪
ナトゥレーザをご利用の良い子の皆さんwはもうすでにその危険性をご存知だと思いますが、
あらためて白髪染めビギナーの皆さんのために、1点だけ注意させていただきます。
面倒くさいからって毎回”全頭染め”しているようであれば、次回からはやめましょう。
せめて白髪が気になる部分、伸びた部分だけを染める、これ“リタッチ”といいます。
“リタッチ”を繰り返して、色落ちやムラが気になった時に全頭染めるようにすれば、
アルカリによる髪のダメージを極力少なくすることができます。
でないと、白髪を隠して若返りを図ったはずが、
逆にハイダメージのパサパサぺたんこの”老け髪”が完成してしまいます。
これをうちでは“白髪染めスパイラルによる本末転倒現象”と呼んでおります。なんつって…
もう一つ申し上げておきたいのは、
藤〇紀香はセルフカラーやってるはずないっ!ってことwww
「今日はCMの撮影なんで、昨日セルフカラーでマネージャーに染めてもらいました~」
なんて10000%あるわけないでしょwww
さてさて、よーくよく考えてみたら自分で染めるの面倒くさいし、染まりもムラになりやすい…
お風呂や洗面台も汚れるし、頭にラップ撒いてウロウロしてるとお子さんのママ離れが進むしwww
何かと弊害も多いセルフカラー。
そんな中、
すでに白髪染めが習慣化した団塊の世代と”白髪世代”に突入した団塊Jr.をターゲットにした
“白髪染め・カラー専門店”なんていう種類のサロンが現在全国的にブームになっています。
(いつの時代も人数が多いというだけでカモられる団塊Jr.世代の自分が恨めしい…)
通常のサロンに比べて低価格で、ちゃんと美容師免許を持った美容師さんがカラーやリタッチまでしてくれるそうです。
使用する薬剤も通常のサロンで使用されるようなもの「らしい」ので、セルフカラーに比べれば断然こちらの方がおすすめです!
セルフカラーやるくらいなら白髪染め専門店に行くべきです!(キリッ!)
ただここでちょっと気になることがありまして、
当店をご利用のお客様にもいらっしゃいますが、リタッチとはいえカラーの頻度が増えていってしまうと、
また新たな問題が起こりかねないという心配があるんです。
皆さんはどのくらいの頻度で白髪染めのリタッチをしていますか??
1ヶ月で根元の白髪が目立つので、必ず1ヶ月に1回!!という方、少なくないと思います。
1ヶ月以内に行くと割り引きになるから(うちじゃないですよ)必ず1ヶ月に1回!1ヶ月に1回!!ふんがー!!!
なんてうまいこと”白髪染め中毒”にされちゃったりしていませんか?
ちなみにナトゥレーザでは、白髪染めのリタッチは1.5~2ヶ月毎を目安におすすめしております。
髪が1ヶ月に伸びる長さ約1cmごとにリタッチをするということは、
カラー剤が頭皮に付く可能性が非常に高くなるということですので、
できるだけ薬剤によるアレルギーを引き起こす原因を減らしたいからなんです。
オーガニック原料94%とはいえ、残りの6%は化学物質である限りは、(それオーガニックっていうのか?)
できるだけ頭皮に付けないように配慮するのが、お客様の髪の将来をお預かりするサロンの役目だと考えています。
・過去記事
ということを踏まえて、
ナトゥレーザでは以下のようなご提案をさせていただいております。
1. “白髪を染める”という発想から”なじませる”という発想へ
白髪が気になるという方は、黒髪と白髪のギャップが目立ちすぎているからかもしれません。
普段のカラーをちょっと明るめにして、白髪とうまくなじませてみたり、
ハイライト、時々ローライトなんかを組み合わせて目立たせなくすることで、白髪染めの頻度を少なくできるはずです。
2. “コンシーラー”を併用することで、リタッチの頻度を減らしていく
根元1cmごとにリタッチするということは、頭皮に薬剤がつく確率が高くなるため、アレルギー発症の危険性があります。
これからずっと白髪のリタッチを続けていくおつもりなら、なるべくその頻度を減らしていきたいところです。
どうしても気になる時に、気になる部分にだけ使える”髪用のコンシーラー”などの併用もおすすめしております。
3. ジアミン成分を含まない”ヘアマニキュア”や”ナチュラルヘナカラー”もいいかもしれません
髪や頭皮へのダメージを回避するために、通常のカラー剤よりも色落ちが早くなりますが、
ヘアマニキュアで白髪を目立たなくさせる方法もあります。
アレルギー回避の点では”ナチュラルヘナカラー”もいいかもしれませんが、
100%植物性なヘナカラーを使用しないと意味がありませんし、
ヘナ履歴毛にはパーマやストレートが掛けられなくなるため、
残念ながらパーマやストレートをおすすめしたい当店ではお取扱いしておりません。
4. 大人女子のための”エレガントグレーカラー”で染めてみる
ナトゥレーザでは、どうしても白髪染め、リタッチを続けていきたい大人女子のための
“頭皮保護トリートメント”と“髪や地肌にやさしいオーガニックカラー”、
毛先の色落ちをカバーするための“カラーセラムトリートメント”の3段階でケア&白髪染めができるメニューをご用意しています。
昨年から試験的に導入し、今年から皆さんにご紹介できるようになった今イチオシのメニューです。
5. もう白髪は染めない!という選択
「白髪はみっともない」なんて失礼なことを言うのもそろそろ田舎のオジサンくらいのもんで、
そんな時代錯誤の考え方もそろそろ少なくなっていくでしょう。年齢にともなう自然現象に抗うことなく、
ありのままの自分を受け入れた上で、おしゃれを楽しむのがこれからの時代のトレンドになるのではないでしょうか?
白髪染めによるダメージやアレルギー、毎月の予算を気にすることなく、
ストレスフリーなヘアスタイルやシルバーヘアに似合うお洋服を選ぶ方がよっぽどおしゃれだと思いますよ。
以上がナトゥレーザの今のところのご提案でございます。
皆さん白髪が出始めてくると、
どうしても”老い”を感じてしまうのか”染めなければいけない”という固定観念がまだまだあったりします。
しかしそれってちょっと目線を変えみると、
生きている上でごく自然な、人間として歴史を重ねてきた証拠なわけで、
白髪を隠して黒く染まっていれば若々しいのかというと、ちょっと違うような気がします。
男性と違って特に女性の皆さんは、
「いつまでも若い時ままでいたい」「若返るんならなんでもするわ!」なんていうお気持ち、
お持ちになるのは当然ですよね。
でも残念ながら「今のところはまだ」老化した細胞が若返るような技術は開発されていないですし、
アンチエイジング、エイジングケアといえど、正確には“老化の進行を緩やかにする方法”でしかないわけです。
「そんなこたぁ分かってるわよ!悪あがきでもなんでも現実から目を背けたいだけよ!」
なんてオッカナイお声が聞こえてきそうですが…はい。すいません。
というわけで、まずは”白髪は染めなきゃ!”という強迫観念を捨てて、
白髪を利用して明るめのカラーやハイライトでなじませるスタイルや
白髪染めの繰り返しでダメージしてたらできないパーマスタイルや
艶やかで美しいシルバーヘアスタイルなどなど
“白髪を隠す”というマイナスの思考から、
自然の摂理に抗わず、年齢にあった新しいスタイルに挑戦していくプラスの思考が、
いつまでも若さを保つ秘訣、“精神的アンチエイジング”だと考えいるわけなんですが、いかがでしょう?