*以下、2017年、年末に投稿した記事を再編集しております。
おかげさまで年末の忙しい時期になってまいりました。
皆様のご利用心より御礼申し上げます。
さて、ここに来てちょっといつもとは違う「おやおや?」な状況が見受けられましたので、
ちょっとお知らせいたしますね。
年末は年内中に身だしなみを整えたいお客様がたくさんお見えになります。
特にご新規のお客様のご利用も増えておりますが、
ここのところ目立って他店での施術の [お直し] でお見えになるお客様が多ございます。
(以下、特定のサロンさんやお客様をdisる目的ではありませんので悪しからず…)
まず前提として申し上げておきたいのが、
たいていのサロンでは、施術後一定期間内なら [お直し] は無料で対応してくれるはずです。
以前のサロンでスタイリストさんとの意思疎通がうまくいかなかったのか?
お客様がイメージがうまく伝えきれなかったのか?
はたまたスタイリストさんが汲み取り切れなかったのか?
原因は想像するしかないのですが、まぁそんなに珍しいことではないような気がします、そのようなケース。
どういう状況だったのかは当事者のお客様とそのスタイリストさんにしか分からないことなので、
いずれにしてもお客様が気に入っていなければ、遠慮なくもう一度 [お直し] を申し出ていいと思います。
あらためて当店で正規の料金を払って [お直し] するのももったいないですし、
特に他店で施術したカラーやパーマの [お直し] で、お客様が望むような仕上がりにするのはほぼ不可能です。
なぜならサロンごとに使用している薬剤や施術方法が全然違うから!(←ここ重要)
他のサロンに [お直し] を依頼して、また同じように満足する結果が得られないのであれば…
お客様もあらためて掛かる料金と無難な仕上がりにしかならないので損!
以前のスタイリストさんも問題に気づかずに改善する機会を失っちゃうので損!
お直しをするサロンも他人の尻拭いで満足いく仕事ができないので損!
これ”外国人風”合理主義のナトゥレーザが最も回避したい”不毛のスパイラル”です。
“誰も幸せにならない構図”が見て取れますもの。
確かにやり直しをお願いするのって、なんだか気まずいですし、
コミュニケーションが苦手な方もいらっしゃるでしょうし、
そんなのちょっと恥ずかしくて言えないわ…なんていう乙女ゴコロも分かります。
なんとなくうやむやにしちゃいたいところですが、
冷静に考えてみるとたいていのサロンにとって [お直し] なんて、そんなに嫌なことではありませんよ。
車の修理をお願いして、やっぱりなんだかしっくりこなかったら、
やっぱりもう一度同じ修理工場に見てもらいますよね?
職人さんとしては、お客様にいろいろご要望をいただいてお仕事を完遂できる方が嬉しいはずです。
というわけで、
ご自分のご要望通りにならなかったら、すぐ他のお店にお直しをお願いするのではなく、
一度はご自分のアンテナで選んだサロンなんですから、納得するまでお付き合いされた方が、
なにに問題があったのかの気づきにもなりますし、今後のサロンの上手な利用方法がわかるいい経験になると思います。
あまり感情的にならずに、まずはゆっくり深呼吸してみましょう。
地域のサロン、お仕事をするスタイリストさんの仕事に対する姿勢やクオリティも上がっていくでしょうしね。
廃れていく地方都市において、安いけど味気なくて、どこ行っても大差ないお店ばかりではなく、
個性的でサービスの質の高いお店を増やしていくためには、消費者である私たちがお店を育てていくという感覚も必要だと僕は考えています。
ご自分の大切な体の一部の事ですから、臆することなく遠慮なくどんどんスタイリストさんと意見交換してみてください。
ちなみにナトゥレーザには初めからお直しがないように十分なカウンセリングと、
失敗のない薬剤選びと施術方法、仕事熱心で優秀な職人さん(スタイリスト)がいまーす♪(←最後に営業)